市場に深く携わり、
企画提案できる仕事をしたい。

前職はスーパーマーケットの精肉部門で働いていました。小売業で売り場づくりなどに興味があって新卒で入社したのですが、精肉部門や鮮魚部門になると、調理を行うなど職人技術が求められるところもあり、どうしても「腕」の部分をしっかりと習得しなければ次のステップに進めないという事実がありました。自分の将来を考えたときに、20代のうちに売り場など消費行動に直結するような企画提案、プランニングに従事したいと思い、転職を決意。東北エリアに絞って、流通、小売業界などを中心に探したところ、プラントデザインを知りました。まず企業理念に驚きました。「お客様と生産者をWin-Winでつなぐ」と記されていたのですが、小売業界経験者からみたときに、そこまで関係性を強く意識すること自体が生まれにくい業界なのに、堂々と謳っていることに強いインパクトを覚えました。そこから興味を持ち、面接に進みました。

生産者/バイヤー/流通
すべてに関わることで
自分の視野も大きく広がっていく。

経理担当者など実務を扱う社員の方との面接が終わり、ほっとしたときに「せっかくだから社長面接もやろう」という流れとなりそのスピード感にびっくりしました。しかし社長の草から業界を変えていく熱さがひしひしと伝わる面接を受け、「ここに入りたい!」という気持ちが固まりました。入社初日から取引先であるホームセンターの売り場づくりをバイヤーさんと一緒に行いました。異業界出身なので花の名前もわかりませんでしたが、一つひとつ確認しながら売り場をつくっていきました。入社2年目の現在は、マーケティング部門が策定した販売計画に基づいて、生産者の出荷計画や流通手配に関する手続き全般を任されています。経営企画という部署ですから、机上の数字だけを見ていても意味がありません。その数字の意味するところを具体的にイメージするために、バイヤーの方や全国の生産者の方々のところにもできる限り足を運ぶことを心がけています。「ホームセンターの園芸売り場でカゴを下げて商品を選んでいくお客様の気持ちを理解するように。本当に手に取りたい商品はなんなのかを追求すること」と、社長の草がよく話しています。生産者、バイヤー、流通のすべてに積極的に関わり、自分の目で見て経験を積んだ上で、事業計画策定や営業・販売計画のバックアップができるようにならねば!と自分自身に言い聞かせています。もう一つ。実家は農家なのですが、私は継ぐことができなかった分「お客様と生産者をWIN-WINでつなぐ」を私自身が実現し、少しでも生産者の皆様に貢献したいという想いもあります。まだまだ半人前ですが、ゆくゆくはガーデニング市場を動かす人材へと成長していく決意です。