売るだけの営業はもう辞めた。
企画から深く入り込める仕事をしたい。

前職は、WEB媒体の広告営業や、IT業界でのシステム営業を行っていました。様々な営業経験を積み重ねていく中で、単に商品を売るだけではなく、販売戦略などを策定するような企画分野にも従事してみたいと思ったのが転職のきっかけです。とはいえ、ガーデニング市場は全くの未経験。妻がバイヤーの仕事をしていますので、プラントデザインのビジネスモデルを見せて意見を聞いてみると、「商品販売の前に、マーケティングのノウハウをもって生産者とバイヤー双方との販売計画や流通単価設定など、とても面白いことをしているね!」とのこと。妻が背中を押してくれたこともあり、思い切って飛び込んでみました。商品を覚えることはもちろん、生産者に足を運び、直接やりとりして生産現場を知るところからスタートしました。今も毎週、山形県の生産者の方々へ足を運んで商品の生産状況を確認しています。

一つひとつのやりとりが、
信頼を生み出していく。

先日、大手ホームセンターのバイヤーとの商談がありました。私と上司の2人で参加したのですが、秋冬商品の販売計画について話していく中で、他のバイヤーから仕入れた商品のロス率が高いというお悩みをいただきました。仕入れた数がうまく売れず、価格を下げても売れ行きが芳しくないということでした。そこで私たちの販売計画であれば、改善できるという話もしたのですが、すぐに「プラントデザインさんは信用できるから、その計画に乗ってみるよ」とおっしゃっていただきました。もちろん、営業戦略として描くことが重要ですが、それ以前に取引先の皆様との関係性がWin―Winになれるのかどうかを踏まえて提案していくという目線が一番大切なのだと気づかされました。普段は担当する2社のホームセンターの販売計画に沿って流通経路や単価の調整などを行っています。今後はさらに深く入り込み、どの商品をどのくらい販売するかをマーケティングデータに基づきながらバイヤーと打ち合わせしていくフェーズへと入っていかなければなりません。ガーデニング市場の最前線に立ち、生産者とお客様を結ぶための戦略策定を私自身が提案していくことで、プラントデザインの付加価値を高めていかねばらないと考えています。